慎語辞典バナシ【シンゴジテンバナシ】
慎語事典 SD SHINGO DICTIONARY VOLUME1
- 作者: 香取慎吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/07/30
- メディア: 単行本
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ジャニwebで慎吾ちゃんが連載しているブログの3年間分を収録した『慎語辞典』が先日発売された。『辞典』ということもあって、すごいボリューミー。しかし、買ってから一週間もしないうちに読み終わってしまった。
先日出演していた『ゴロウデラックス』によれば、慎吾ちゃんはブログを始める当初から書籍化を考えていたらしい。さらに、ブログにはよく、慎吾ちゃんの写真がモノクロで載せてあるが、それも書籍化でカラー写真を載せることで、読者がモノクロとカラーの両方で楽しめるよう考慮されていた。さらにさらに、文章の一文字目を縦に読んだり、斜めに読んだりすると文章が隠されているなど、とにかく、慎吾ちゃん自身によって様々な工夫がなされていた。さらにさらにさらに、写真は全てiPhoneの自撮りだというから驚き。全身が映っている写真はミニ三脚とセルフタイマーを使って撮影しているという。街中で撮影するときは企業の看板などが入らないようにしないといけないため、コインパーキングを利用することが多いんだとか。
ただ書きたいことを書く私のような自己満なブログではなく、お金を払って会員になっているファンのためを思って、ブログでもライブやテレビ番組を作り上げるときのように、ファンを楽しませようと考え、それを実行してくれていることがファンとしてはものすごく嬉しいと思う。そして、そのアイデアが独創的で、慎吾ちゃんは本当にクリエイティブな才能に溢れているなぁと改めて思った。
辞典では、まさしく『辞典』のように、50音順のインデックスがついてある。記載されている内容は、日付順ではなくタイトルの50音順で記載されているため、1ページ目から読んでいくと時系列がバラバラであるが、「次はいつだろう」とか「あ、この日はコンサートの日だ」とか「この時期は慎吾ちゃんこんなお仕事してたんだ。私は何してたっけ…」などと、慎吾ちゃんやSMAPのことだけでなく、自分のことまで振り返ることができ、それもまた面白いと思う。
内容は、ほとんどが少なくとも1回はweb上で読んでいるものであるが、改めて本として読むと、へんてこで不思議な文章から真面目な文章まで、本当に幅広い書き方をしていて、「この時はこんな感情だったのかな?」と想像が膨らむので、読んでいて楽しい。個人的にお気に入りの内容はメンバーの誕生日を祝っているものかな。あと、2012年10月14日のやつ。気になる方はぜひ読んでみてください。